味重視アトマイザー:VANDYVAPE “Pyro RDTA” レビュー

使いやすく、味が濃くて美味しいと海外で評判だったVANDYVAPEの”Pyro RDTA”を購入しましたので、感想を共有させていただきたいと思います。

過去の紹介記事はこちら。
アトマイザー:Vandy Vape “Pyro 24 RDTA” リリース
海外レビューまとめ:Vandy Vape “Pyro 24 RDTA”

 

 

外観

 

 

箱はキャラメルラッピングされている状態で届きました。
ベコベコに凹んでいるのはちょっと残念ですね。
柔らかい緩衝材付きの袋に入った状態で届いたのですが、踏まれたりしたのでしょうか。
中身が無事だったのは不幸中の幸いです。

ブラックフライデーセールで向こうの物流は相当忙しかったでしょうから、雑さが目立ちます。

 

 

裏面は立体プリントが施されていました。
これまでの簡易でコンパクトな化粧箱と異なり、立体プリントやツルツルピカピカしたコーティングが施されていたり、窓がついていたりと、パッケージングにお金をかけるようになってきたのがわかります。
Vandyvapeはかなり景気が良さそうです。

 

 

偽物防止のスクラッチコード付き。

 

 

Pyro=炎を表すかっこいいパッケージです。
シンプルなパッケージが多かったVandyvapeの中では異質です。

 

 

真ん中のPyro RDTAはプリントではなく、透明な窓から見える製品そのものです。
よく出来ています。

 

 

内容

 

 

スポッと開くとPyro RDTA本体、交換用ガラスチューブ、交換用ドリップチップ兼510アダプタが入っています。

元から装着されているのはウルテムドリップチップとウルテムチューブです。

ウルテムはすりガラスのような仕上げになっていて、乾いている状態だと中が見にくいようにも思えますが、濡れるとスッと透明になります
リキッドの残量がわかりにくいということは全くなく、むしろかなり見やすいです。
これは嬉しい誤算でした。

ウルテムのクオリティーはかなり高いです。

 

 

最初の状態だとタンクにTPD用のリデューサー、要するになんの役割も果たさないタンク容量を減らすためだけのブロックが入っています。

交換用のデルリンドリップチップは、周囲に滑り止めが浮きぼられており、外しやすそうです。

 

底面にはプロテクション用のフィルムが貼ってありました。
丁寧な仕事ですね。

 

 

1段目をカポッと外すと、底部には工具と交換パーツ、説明書が出てきました。
いつものパターンです。

Pyro RDTAはやや大きめのプラスドライバーが必要なのでついてくるのは助かります。

 

 

パーツ構成

 

 

Oリング以外をバラすとこのような構成になっています。
分解はとても簡単でした。
取れにくいパーツもありません。

奥のリデューサーは多くの人にとってはただのゴミになってしまうと思います。

 

デッキ

 

 

 

デッキはシンプルでよく出来ています。

デッキ中央底部にハーフパイプ状のスロープが設けられており、サイドエアフローでありながらもボトムエアフローのような働きをし、エアーがコイルに当たる面積を倍増させています。

4か所設けられている穴は、大きい穴がコットンを通す方、円形の小さな穴がリキッドを注入するためのものです。

リキッドを注入する側の穴は、十分に大きく、ボトルの先端やスポイトの先端が楽に入ります。

 

 

しかもスライドキャップについているプラグがカチッとはまるようになっており、吸っているときには漏れないようになっています。
これは賢い。

しかもこれ、とってもはめやすいんです。
さらに、こういった構造になっているおかげで、上部のスライドリングを回しても底部のデッキが供回りしないという仕組みになっています。

このPyro RDTAが好評を博している大きな要因の一つでもあります。

 

セッティング

 

 

カンタルA1・28ゲージ、内径3.5mm、4.5ラップのコイルを2つ、スペースドで組んでみました。
抵抗値は0.6Ωです。

コイルをデッキ底部に差し込むノンクランプスタイルのデッキですが、差し込むスペースにかなり余裕があるためレッグの長さは適当でも高さを合わせるのは簡単でした。

むしろシビアなのはコイルそのものの長さ、幅の方で、最初にあまり切り込んでしまうと横幅が足りなくなってしまうのではないかと思います。
マイクロコイルで組む場合はレッグをやや長めに残しておくといいでしょう。

また、組んでみてわかったこととして、スライドキャップのエアホールが中央までグッと寄っているので、スライドキャップまでのクリアランスがあまりなく、やや中央寄りにセッティングした方が良さそうです。
中央寄りにセッティングしてみて、スライドキャップまでの距離に余裕がありそうならエアホールにほんの少しだけ寄せていく。
そのような手順で組む方が楽なのではないかと思います。

実際、ショート判定が何度かでてしまいました。
メカだったら危なかったかもしれません。

また、上の写真のセッティングではコットンが詰まり過ぎており、供給不足になりました。
少しコットンを上に引き抜いてあげることで完全に解消されたので、吸いながら調整していくことも可能です。

 

追記:

最初のセッティングでは内径3.5mmのコイルで組みましたが、3.5mmで組むとどうしてもコットンが太くなるので供給不足になりやすいようです。
3.0mmぐらいで組んだ方が良さそうです。

追記:

供給不足になりやすい原因がわかりました。
このアトマイザーはトップキャップの精度がとても高く、密閉性が極めて高いようです。
そのおかげで逆さにしたぐらいでは漏れてこないのですが、タンク内の気圧が下がりやすく、リキッドが登って来にくいことがわかりました。
つまり、コットンを普通に詰めてしまうと、タンクからデッキ内に空気が逃げてくることが出来ないんです。

大きめのシングルコイルで組むか、ジュースホールに突っ込むコットンの先端部分はかなり梳いて細くしておき、きちんとジュースホールから空気が逃げられるようにしておく必要があります。

 

iJoy Capo 100wにセッティングするとこのような形になりました。

背は結構高めで、VANDYVAPEにありがちなトップキャップが一番重い重心が高めの作りになっているので、背の低いRDAに慣れていると少し違和感があるかもしれません。

 

 

テイスティング

 

Pyro=炎の名の通り、温かいミストが口中に広がる味重視かつ爆炎志向のアトマイザーです。

味は抜群に美味しいです。
解像度はそれほど高くないので、酸味や微妙なフレイバーはどこかへ行ってしまいます
しかし、とにかくミスト量で押し切り、まろやかで濃い味を楽しむことができます。
甘みやコクが前面に出てくる感じです。

色々なリキッドを試した中では、ライムやパイナップルなどのキツめの酸味やライチやストロベリーのエグみはかなり弱くなる一方、グレープやアップル、クリーム、クッキー、ヨーグルトなどの甘み・コクがかなり強めに出るような印象を受けました。

 

チェーンしていて供給不足になった場合は、上述の通りコットンを少し上に引き抜くと簡単に解消します。

上記0.6Ωのセッティングでは、65Wぐらいで吸うのが一番味が濃くでて美味しかったです。

またデュアルコイルなので当然ですが、電池・リキッドの消費量は単純に倍ぐらいあります。
かなりのジュース・ドリンカーです。
補充が簡単なのであまり苦にはなりませんが、シングルコイルのものと比較するとやはり面倒さはあると思います。

 

是非とも伝えたい本製品の長所として、RDAのように直ドリップが可能であることが挙げられます。
構造上漏れることがほぼないようになっているので、ドリップチップから適当に”ブラーーー”(by グリム・グリーン)っと注ぎ込んでも全く問題ありません。
2mlとか相当な量を注ぎ込んでしまわない限り、内部のコットンホールからタンクに抜けて行ってくれるはずです。
タンク付きのRDAだと思って使うことができます。

これは素晴らしいです。

 

コットンは短めでも全く問題ありませんが、RDTAに共通の問題としてある程度傾けて吸わないと構造上リキッドが供給されません。
立てて待っていてもリキッドは供給されません。
これは慣れないうちはミスをしそうです。

10秒間逆さにしても全く漏れてきませんでしたので、結構派手に傾けてしまって大丈夫だと思います。

 

最後に、ウルテムタンクが下部に設置されているため、アトマイザーの熱がMODに伝わらないのはよかったです。

 

まとめ

 

Pros いいところ

  • 味が濃くて美味しい
  • チャージしやすい
  • 分解しやすい
  • MODが熱くならない
  • RDAのように直ドリ可能
  • 雑な直ドリでも大丈夫
  • リキッド残量が見やすい
  • 漏れない
  • 交換パーツがたくさん付属する
  • 組みやすいデッキ
  • 安くて高性能
  • ウルテムチューブなので割れにくい

 

Cons 悪いところ

  • 電池・リキッドの消費が激しい
  • ミストが温かめなので冷たいミスト派には向かない
  • デュアルコイルなので組むのがやや面倒
    (ただし、巨大シングルコイルは可能)
  • 重心が高め
  • 酸味・エグみは飛ぶ(直ドリなら大丈夫)

 

以上です。

総合的にはかなりお勧めできます。
RDAは面倒くさいが、スコンカーを買うほどではないという方にはぴったりだと思います。

それではまた!Vape on! See ya!

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