スティープの謎とマレーシアンリキッド
最近諸事情により更新が滞ってしまっており申し訳ありません。
今回は久しぶりの新しい記事になりますが、気が付いたことのメモ書きがわりにしたためてみたいと思います。
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マレーシアのリキッドはスティープしないとマズイ
管理人はマレーシアのリキッドがお気に入りで、いつもマレーシアのショップで購入しています。
しかし、前々からずっと不思議に思っていたのですが、開けたてのマレーシアのリキッドは本当にマズイです。
化粧品か芳香剤を口の中に放り込んでしまったかのような強烈なクセが必ずあります。
大抵、新しいリキッドを試す時には、あまりの不味さにガッカリします。
しばらくすると美味しくなる謎
しかしこれが不思議と4日ほど経つと美味しくなってくる…。
本当に不思議です。
ボトルが空になる頃にはリピートが決定していることもしばしば。
最近ではFcukin’ Flava のFreezy Pineappleがゲロマズゴミリキッドから常用リキッドに昇格しました。
普通のリキッドは空になる寸前はあまり美味しくないことが多いので、全く逆の傾向があると言えます。
なぜ美味しくなるのか
スティープするとリキッドが美味しくなる理由はいくつかあると思うのですが、マレーシアのリキッドに関しては一つ、決定的な理由に気がつきました。
それは、入っている香料の量が多いこと。多すぎるということ。
言い換えれば、味が濃すぎるのです。
15mlで販売されることの多い日本のリキッドと違って、マレーシアのリキッドは60mlのボトルが主流です。
そうなると、最後まで消費しきるまでかなりの時間がかかります。
また、マレーシアの気候は温暖で香料を長期間保持しておくのには厳しい環境であるといえます。
そのことを見越して、マレーシアのリキッドはかなり濃いめに作られているようです。
そのため、ボトルを開けた直後はむせかえるほどの香料が含まれたリキッドを吸うことになってしまうのだと思います。
一方、ボトルを開封してしばらく経つと揮発性の高い成分が全て飛び、味が薄くなることで美味しくいただけるようになるのではないかと思いました。
その証拠に、ボトルを開けた瞬間から美味しいマレーシアンリキッドも存在しますが、そういったリキッドは毎回注意深くボトルを振ってから吸わないと、ボトル後半になる頃にはすっかり味が薄くなってしまっています。
マレーシアンリキッドは開封レビューには向かない
そんなこんななので、マレーシアのリキッドは残念ながら開封レビューには向きません。
開封したてはマズイですからね。
4日ほど置いてみてください。
初日に「うわ!香りがキッツイ!」と思ったのであれば、味の変化がきっとあります。
結局は良し悪し!
スティープが必要だけど最後まで味が濃くて美味しいリキッドを選ぶか、
開けたてですぐ美味しいが後半は味が薄くなってきてしまうリキッドを選ぶか。
これはもう好みの問題であるように思います。
15ml程度であればスティープ不要の方が便利でしょうし、60mlであればスティープが必要な濃いめのリキッドの方がいいように思います。
30mlだと少し悩みますが、VG比率が高いのであればボトルを振って混ぜるのが難しいので、濃いめのリキッドの方が扱いやすいでしょう。
色々試して、お気に入りを見つけてみてください。